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断熱リフォーム

断熱リフォームといってもたくさんの方法があります。
必ずしも全部解体してリフォームする必要はありません。
一般的に、窓を改善することにより40%は暖かくなると言われておりますので
ローコストで部屋を暖かくするなら内窓を設置する。
もう少し良くするなら窓を交換する。
次に天井断熱です。
天井に暖かい空気が抜けてしまうので天井に断熱材を充填する方法もあります。
30年くらい前の話ですが、札幌市では、厚さ30センチくらいのグラスウールを
天井裏に敷き詰めておりました。
窓・天井断熱をすることにより70%くらいは暖かくなると思います。
ただ、困ったことに断熱をすればするほど、隙間風が入ってくるのです。
部屋を暖房すると、暖房をしていない隣の部屋や、床下から
スースー冷気が入ってくるのです。
断熱施工前より、部屋の温度は上がっているのにも関わらず
隙間風がはいり寒く感じてしまうのです。
次は、床下の断熱です。
床下に断熱材を充填するのはとても大変な工事になってしまいます。
床に潜って、断熱すればいいのですが、
工事が大変すぎて職人さんも嫌がるのです。
そうなると、床を解体して、断熱材を入れる方法しかありませんが
大変なコストがかかってしまいます。
どこまで工事をするかに関しては、
お客様と十分打合せをしなければいけません。
ここでは一般的な断熱工事の事例を紹介いたします。

グラスウールを使った断熱方法の事例です。
【床】高性能グラスウール150mm
【壁】高性能グラスウール100mm
【窓】樹脂サッシ ペアガラス
【天井】高性能グラスウール200mm
※30年前札幌市内でこの方法でリフォームをして いました

グラスウールを使った断熱方法の事例です。
【床】高性能グラスウール150mm
グラスウールのメリットは施工がしやすいことです。
弾力性があるため隙間が出にくいこと
コストがあまりかからないことです。
施工にはコツがいります。
床にぴったりとくっついていないと断熱効果がそこなわれます。
また、断熱材が垂れ下がってこない工夫が必要です。

ウレタン系断熱材を使った断熱方法の事例です。
最近、本州でも新築はウレタン系の断熱材を使用しています。
【床】高性能ウレタンボード厚さ45mm
グラスウールより薄くても断熱性能が高いのが特徴です。
グラスウールに比べて断熱材そのもののコストがかかってしまうこと。
素材が固いため隙間が出やすいというデメリットもあります。
きっちり隙間なく施工することが大切です。
隙間ができると結露の原因となります
施工にはコツがいります。
床にぴったりとくっついていないと断熱効果がそこなわれます。
ここはグラスウールと同じです。
グラスウールに比べて、断熱材が垂れ下がってきずらいのはメリットです。

グラスウールを使った断熱方法の事例です。
【床】高性能グラスウール150mm
【壁】高性能グラスウール100mm
【窓】樹脂サッシ ペアガラス
【天井】高性能グラスウール200mm
※どんなに高性能な断熱材でも、几帳面に隙間なく施工しなければ効果は半減します。
また隙間が出れば結露の原因となり、カビなどが生えることにもつながります。
正しい断熱知識が必要です。
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